債務整理をしたことで知った利用計画の大切さ

10年前になりますが、債務整理をしたことがあります。その時は消費者金融3社で合計100万円前後の債務があり、当初は任意整理を考えていたのですが、派遣の仕事で収入もあまりなく、それでは生活にかなりしわ寄せが来ますよといわれて、悩んだ挙句自己破産をすることにしました。

司法書士の先生を紹介してもらって、しかるべき書類や消費者金融のキャッシュカードを提出し、破産宣告をしてもらって、すぐに免責が下りました。普通自己破産の場合は、口座が一時使えなくなるとか、あるいは転属になることもあるといわれていますが、私は派遣の仕事ということもあり、ちょうど仕事がない時期と重なっていたせいもあったこと、必要なお金を事前に準備していたこともあり、特に支障はありませんでした。

また、司法書士の先生のアドバイスもあって、自己破産後に来る金融機関のDMは、目を通しただけで処分していました。それから10年経って、久々にクレジットカードを作ることができました。キャッシングやクレジットカードはとても便利なものですが、きちんと計画せずに使うと、私のように債務整理をしなければならなくなります。

利用する時はその点に気を付けなければならない、それを再確認したこの10年間でした。

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債務整理をして本当に良かった!

大学を出てから一流企業に就職したのですが、不況の煽りを受けてわずか二年でリストラにあってしまいました。就職活動をしてどうにか違う職に就けたのですが、以前の会社よりも給料が安かったのです。生活レベルを落としたくないという気持ちから高級マンションに住み続け、これまでのように家電製品などを購入していたのですが、家賃の支払いや生活費が足りなくなって一度だけという気持ちでキャッシングを利用しました。

しかし、一度借りてしまうと癖になり、お金を借りることに抵抗感がなくなった僕は後先のことを考えずに毎月当たり前のようにキャッシングをしていたのです。気が付けば多額の借金を背負ってしまい、友人からの勧めで弁護士事務所を紹介してもらいました。弁護士の先生に借金の悩みを相談したのですが、「それは大変でしたね」という言葉をかけてくれて思わず涙がこぼれてしまいました。

とても物腰が柔らかく親身になってもらえたので、この弁護士なら信頼できると思った僕はさっそく債務整理の手続きをお願いしました。手続きの間は債権者からの取り立て行為なども一切ありませんでしたし、自分がしなければいけないこともなかったので、ただ終わるのを待っているだけでした。おかげで今は無理のない範囲で毎月返済していますが、二度と安易な気持ちで借金はしないと強く思っています。

債務整理は絶対に成功するの?

債務問題を抱えてしまった人を救済する制度としてあるのが債務整理です。

実際の方法としてはいくつかがありますが、最も有名な物としては自己破産がありますし、
その他にも任意整理や特定調停、個人再生と言ったような方法があります。

それぞれの方法によって手続きの内容は異なりますが、いずれも債務整理の方法である以上、
手続き完了後には債務をゼロにしたり、圧縮して新たに返済していくことが出来るようになります。

ただ注意点として押さえておきたいのが、債務整理は絶対に成功する保証があるわけではないということです。

本当に困窮していると判断されたのであれば多くのケースでは問題なく進めることが出来ますが、

ここ数年間で既に債務整理をしたことがある人や、債務の原因がギャンブルなどの消費が
目的であった場合などは、債務整理をする権利を失ってしまいます。

そのため「債務整理があるから多少借金を重ねても問題ない」というような考えは大きな勘違いです。

これは債務問題を抱えた債務者を救済する制度であり、無計画な借金をした人の借金を帳消しにするような制度では無いのです。
債務整理という言葉が世間で使われるようになって久しいものがありますが、その点だけは勘違いしないようにしましょう。